2016年3月25日 しょっぱいチョコレートのはなし
ラジオで生綾野剛様の声を拝聴出来て、
お耳が非常に幸せな3月25日の話
ちょっと切ない話になります
涙なしでは読めないかもしれません
話は1ヶ月前に遡ります
季節は2月、バレンタインデー
この日の為に、職場用には
大量のチョコレートを購入しました
社会人は大変です
たくさんの義理チョコを買っているうちに
ふと、猛烈に虚しくなりました
職場のおじさん達ばかりにあげて、
本当に、好きな人へのチョコレートは
買えないなんて、、
そんな思いが高まりまして、
会うかもわからないのに、会えたとしても
渡すかもわからないのに、買ってしまいました
そうです、私はそういう女ですよ皆さん
ため息がこちらにも聞こえてきます
バカだなぁ、という呟きも、聞こえてますよ
買ったのは何処かのブランドの
プランシェット という薄いクッキーに
チョコレートをかけたもの
自分の口に入る可能性が8割という
ハイリスクなチョコレートに
相応しいリーズナブルなお値段だったのと
賞味期限が長いという理由で買いました
プランシェット とはフランス語で
小さな板 という意味だそうですよ
チョコレートがビターで、
クッキーはザクザクした食感で、
クランチみたいなものがはいってるっぽい
美味しかったです
甘さ控えめなので、甘党ではない男性におすすめですね
……そう……お察しの通り
渡す前に賞味期限がきてしまったのです
ひとり、部屋で、
元恋人へのチョコレートを開けて
食べる23歳の女を想像してみてください
涙でるでしょ?
私はちょっと泣きました
嘘です
元恋人へは一生お母さんからしか
チョコレートを貰えない呪いをかけました